「これまでは大学入試のために英単語やセンターの勉強をしてきました。英語が苦手ですが、これからどんな勉強をしていけばいいですか?」
コメントブックに「英語が苦手」と書いた学生さんたちの多いこと!
そういう私も、高校から大学時代、「英語は好きだけど苦手」な学生でした。英語はやればやっただけ、必ず力がつくもので、頭の善し悪しには全く関係ない、と私は思います。理系の学生さんたちは数学や理科の勉強や、大学では実験などに時間を割く分、英語に費やす時間が少なくなり、それで苦手意識を持ちがちなのではないでしょうか?
でも、理系+英語=輝く未来 なんです。おおげさではなく。
もう入試のための勉強は終わりました。
大学時代は楽しく、自由に、自分の好きなテーマの勉強を好きなだけすることができます。
この辺で、いままでの英語にまつわるもろもろの感情を一度リセット。
苦手という意識を捨てて、新しく英語に接してみませんか?
「科学英語ってむずかしい?」
「文系にとってはイエス。でも、理系にとってはノー」
英語ができても、科学を知らない人にとっては難しい科学英語ですが、むしろ理系にとっては英語を身につける最短コースといってもいいでしょう。
人は自分の興味のあることはどんどん勉強し、吸収することができるもの。
それも、楽しみながら。
語学の勉強には「読む」「書く」「話す」「聞く」と4つの面がありますが、自宅学習の場合、「読む」と「聞く」というところから始めるのがおすすめ。
そこで今日は下記の2つのサイトをまずご紹介します。
(詳しい利用法についてはまた次回)
読み物
「日経サイエンス」ってScientific Americanの日本版なのですが、ご存知ですか?
下の日本経済新聞のサイトでは、毎号1つづつ記事を選び、原文と日本文を並べたものが読めるようになっています。
http://www.nikkei-science.com/english_read/index.html
リスニング
今のところ私の一押しはScientific American の60-Second Scienceです。たった1分間なので、集中して聞くことができますし、ユーモアのセンスあふれる文章も楽しいです。テキストもあるので、これを使って、繰り返し音読する、リピーテイングするなど、リスニング力のアップも図れます。
http://www.scientificamerican.com/podcast/podcasts.cfm?id=60-second-science