2012年11月26日月曜日

すばらしい「ライフサイエンス辞書」

つい2ヶ月前には灼熱のスペインにいたことが遠い昔の出来事のよう。
今日は冷たい雨と風に震えております宮本です。

あっと言う間に時間が経ってしまい、すっかりご無沙汰してしまいましたが、今日は生命理学関係の研究者/学生の方々に役立つ、素晴らしいサイトをご紹介したくて出てまいりました。

すでにご存知の方も多いかと思いますが、その名も「ライフサイエンス辞書」

ライフサイエンス辞書のサイトに飛ぶ

「オンライン辞書サービス」の他、「オンデマンド英語教材」や英文を入力すると専門用語を和訳して表示してくれる「EtoJ」など、本当に力強い味方になってくれそうな機能が盛りだくさんのサイトです。

生命関係の用語でわからないものがあったら、是非一度こちらの辞書を試してみてくださいね!


2012年9月13日木曜日

学会最終日

9月8日の深夜に着いたときには真夏の暑さだったバレンシアでしたが、13日の今日は秋を感じる涼しい風が吹いています。

長かったようであっという間に学会が終了です。この会場とも今日でお別れ。

周りの様子をご覧ください。


2012年9月12日水曜日

インフォーマルディナー

9月11日すべてのセッションが終わった午後7時半、参加者は7台のバスに分乗してバレンシアの郊外にあるレストランでのインフォーマルディナーに参加しました。

とっても素敵な雰囲気のディナーでした。







ポスターセッション

いよいよポスターセッションの時間です。
案ずるより産むが易し。たくさんの人がYuki君のポスター発表を聞きに来てくれました。



オープニングセレモニー

9月10日朝8時。オープニングセレモニーが始まりました。
その中で若い研究者に向けてとても大切なメッセージがありました。

国際会議という場を十分に利用して

1。あなたを売り込み
2。研究室の仲間だけで固まらず、積極的に友人を作り
3。そして「会議用の英語」を使う;必要に応じてゆっくりしゃべろう。

全くその通り!(私の授業でも言ってましたよね?)

では、ICCC40の国際委員会、委員を務めているProf. Reedijkのスピーチをお聞きください。


2012年9月10日月曜日

ウェルカムセレモニー

夕方の6時になると涼しい風が吹き始め、飲み物のコーナーに参加者の列ができました。

ジュースやワインのドリンクを手にすると、さぁ会話を楽しむ時間の始まり!

懐かしい人との再会を喜んだり、初めましてと挨拶をしたり。

セレモニーという名前ですが、儀式らしいものは一切ありません。

いつ始まるともなく始まり、いつ終わるともなく終わる。

スピーチも音楽もない。そこには飲み物と簡単な食べ物と人々の会話があるだけ。

アメリカやイギリスなどの一部の国の人をのぞき、ほとんどの人にとって英語は外国語。

完璧をめざす必要はありません。コミュニケーションができること、それがすべて!

ふと気づくとYuki君もドイツ人の男性との会話がはずんでいました。





Registration

9月9日の午前零時、どうやら無事スペインのバレンシアに着きました。

午後からiCCC40のRegistrationが開始です。

Yuki :  I would like to resister.

Receptionist : May I have your name please? (皆さんこの会話覚えてますか?)

いよいよ明日からポスター発表です。

今日は夕方からウェルカムセレモニーが予定されています。








2012年9月7日金曜日

国際学会に行こう!

立教大学理学部化学科修士1年のYuki君は初めて国際会議に出かけることになりました。
国際学会ってどんな雰囲気なのか、皆さんも一緒に感じてみてください。
スペインからリアルタイムでお伝えします。


2012年6月21日木曜日

英語プレゼンテーション研修(無料)のお話

英語のプレゼンテーションに興味がある方に耳寄りのお話。

7月8日午後4時から、四谷で無料のセミナーが開かれます。

場所は四谷にある株式会社リバネス本社。時間は16:00 - 18:00。


講師は昨年3月に立教大学で博士号を取得され、現在リバネスの人事開発事業部にいらっしゃる徳江紀穂子さん。

私も何度かお会いしたことがありますが、柔らかな雰囲気と理系のシャープさを兼ね備えた素敵な方です。

ご興味のあるかたはこちらのチラシをご覧の上、お申し込みください。




2012年6月5日火曜日

初めての英語でのプレゼンテーション

今日は英語のプレゼンテーション実践。

30人のマスターの学生さんが各自の研究について1分間発表しました。

分野は情報科学や数学から生命化学や量子化学、ソフトマターなどの物理までさまざま。

生まれて初めての英語の発表だった人も多かったはずですが、レベルの高い発表が多くて本当にびっくりしました。

終わったあとの感想を読むと、それぞれ他の人の発表の素晴らしさに感動し、もっと勉強しなくちゃ、と刺激を受けた模様。

ちゃんと準備をしていても、いざ30人の人の前に立つと頭の中は真っ白。覚えた言葉が出てこない・・・

予想以上の緊張の中で、ベストを尽くすこと。この繰り返しでプレゼンテーションはうまくなるのです。

こればかりは、机に向かっていくら勉強してもだめ。

実際に人の前に立って、恥をかいて、そしてうまくなっていく。(通訳と同じですね)

一度経験すると、自分の弱点が見えてくる。

もっときれいな発音で。

もっと伝わるイントネーションで。

もっと身振り手振りも交えて。

もっとフレンドリーにアイコンタクトも心がけて。。。

うまくできずに悔しかった、その思いをバネに、ますます磨いて行ってくださいね!

みなさんのこと応援しています。

2012年3月29日木曜日

学会で発見:口頭発表の準備にJECPRESE

3月25日から28日まで慶応の日吉キャンパスで日本化学会の年会が開かれました。
早稲田の国吉先生らが開発されたコーパスの発表を聞き、大変感銘を受けたのでご紹介します。

その名も JECPRESE

阪大のマスターの学生さんが行った口頭発表(日本語)や来日した外国の先生がたの口頭発表(英語)アメリカの大学の学生さんによる口頭発表(英語)を解析したデータベースです。

使い方は簡単

知りたい単語(例えばexperiment)を検索窓の中に入力し、searchボタンを押すだけ。

experiment / experimental / experimentally / experimentation などの単語を含むフレーズが出て来ます。

これは日本語でも同じで「実験」と入力しボタンを押すと

実験から/実験で得られた/実験には/実験装置は/実験結果を。。。などなど「実験」を含むフレーズがずらっと出てくる。

その他セクション(Start/ Introduction/ Materials and Methods/ Results and Discussion/ Conclusion/ Ending/ Question & Answer)毎に、あるいはムーブと呼ばれる意味のまとまり(Acknowledgments/ Audience orientation/ Background/ Description/ Evaluation/ Explanation/ Further research/ Gap/ Implication/ Overview/ Procedure/ Present Work)ごとに検索することも可能です。

セクションの例としては、例えばStart(Sにチェックを入れる)で検索すると、

Good morning everyone. / My name is NAME SURNAME. / Hello and welcome to the TITLE presentation.....などなどプレゼンテーションのスタートに使われたフレーズがずらっと出て来る。

またムーブのAcknowledgments(Ackにチェックを入れる)で検索すると、

I would like to thank Dr. NAME SURNAME, our.../He helped us with everything from design to ....などなど謝辞の例がずらり。

英語のプレゼンテーションの準備をするのに役立つのはもちろんですが、日本語の口頭発表の原稿を作るときにもとても役に立ちそうですね。

国吉先生からの快諾を得て、早速リンクを張らせて頂きました。

このコーパス、口頭発表の原稿に悩む学生さんたちの強い味方になりそうですね!



2012年3月23日金曜日

卒業する皆さんへ                        Stay hungry, stay foolish! by Steve Jobs

卒業シーズンですね。

色とりどりの袴姿の女子学生たちで、キャンパスはとても華やか

さまざまな困難を乗り越えて、卒業という栄冠を手にした皆さん

本当におめでとうございます。

すでにご存知の方も多いかもしれませんが、Steve Jobsの歴史的な名演説をご紹介します。

"Stay hungry, stay foolish!"

私の拙いお祝いの言葉に替えて。



2012年1月12日木曜日

VOAを利用してみる? もっと英語を聞きたい人へ

先日はもっと英語を読みたい人へFacebookページをご紹介しました。

きょうは、もっと英語を聞きたい人にVOA (Voice of America)のサイトをご紹介します。
英語学習者のために用意されているページです.


ここでは,サイエンス分野の様々なトピックが写真つきで一覧にまとめられています.クリックすると,写真つきのテキスト全文が掲載されているページに飛びます.

さすがに英語学習者のために用意されている音声なので,とてもゆっくりで明瞭.これまで紹介したScientific American の60-second scienceよりもはるかに聞き取りやすいですね.

さらに画面を下の方にスクロールしていくと,ビデオも用意されています.ただし,こちらは英語学習者用ではないので,聞き取るのはやや難しいですが,是非チャレンジしてみてください.

2012年1月8日日曜日

Facebookを利用してみる? もっと英語を読みたい人へ

2012年がスタートしました。

冬休み明けのキャンパス、学生さん同士の挨拶は「あけおめ」なんですね! (^ ^)

ところで講義のあとで、ある学生さんから「もっと英語を読みたいのでサイトを紹介してほしい」というコメントをもらいました。

わたしのホームページでもご紹介している「英語で読む日経サイエンス」(Linksのページ)のほか「EurekAlert!」もオススメです.

これは,AAAS(アメリカ科学振興協会)が提供するオンラインニュースサービスで,Mecidine & Health, Biology, Tech & Engineering, Chemistry & Physics, Space & Planetaryなど各分野ごとに最新ニュースを読むことができます.

EurekAlert!へ行く

でも「まだ、自分には敷居が高い」と思っている方もいるかもしれません。 
もっと気楽にアクセスできるページがあってもいいかな?

そこできょうはScienceのFacebookページをご紹介したいと思います。

サイエンス誌 facebook

読んでみて、共感したら「いいね!」を押したり、「シェア」したり、あるいは「コメント」を書いたり、読んだりできるのが「facebook」のいいところ。

ビデオのコーナーも充実しています.最新号のサイエンス誌の記事も,登録メンバー(無料)になると全文読めるようです.

ところで、このブログを書きながら、Facebookのいくつかの記事を読んでみて、私も面白いサイトを発見しました。

www.dnalc.org

右の「Biology Animation 3-D Animation Libraries」をクリックすると、素敵な3D映像が見られます。

面白いサイトを発見したら、ぜひ皆さんもシェアしてください。

(私にも教えてくださいね!)