このほど研究からわかった面白い事実.
ミツバチにも右利き(右を好む)と左利き(左を好む)がいるのです.
ミツバチは餌となる蜜と巣の間を何度も往復する大変な仕事をしています.
花と巣の間には様々な障害物もあります.
ミツバチが安全で一番エネルギーを使わないルートをどのように選んでいるのかを調べるため,研究者たちは障害を設けたコースを作り,ミツバチ100匹を放しました.ミツバチたちは大きさの違う二つの入口のどちらかを選んで通り抜けなくてはなりません.
すると,面白い結果が得られました.
群れでいる時は二つの中で大きな方の開口部から通り抜けるミツバチが,
1匹づつ個別に通ることになると,大きさには拘らず右の穴を好むハチと左を好むハチに分かれたのです.(ちなみに全体の半分は右や左の好みを持たないハチでしたが,残りは50:50で右利きと左利きに分かれたのです)
右が好きだと,文字どおり「地面を這ってでも」右を通ろうとするハチも見られたとか.
この研究は将来ドローンのナヴィゲートや自動車の自動運転などに応用が期待されています.
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