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2018年2月19日月曜日

バイスタンダー効果 ご存知ですか?

もしあなたが心臓発作を起こしたとします.

次のどちらの場合の方が安心ですか?

1)まわりに大勢の人がいる.
2)まわりにほとんど人がいない(一人か二人だけ)

実際は(2)の方がすぐに手当をしてもらえる確率が高いのだそうです.

大勢の人がまわりにいると自分がやらなくても誰かがやってくれるだろうと考え,自分は単なる傍観者(bystander)になってしまう...つまり心臓発作を起こして倒れている人の周りをみんな素通りしていく...これがバイスタンダー効果(bystander effect)です.

自分よりももっとふさわしい人(医者や警察官)がいるだろうと考えたり,周りの人も手助けをしていないのだから,そんなに深刻な事態ではないだろうなどと考えて何もしないのです.

でも被害者が知り合いだったり,あるいは「人を助ける訓練を受けている人」が通りがかった場合は,直接手当をしてもらったり,警察や救急車を呼んでもらえる確率がずっと高まることもわかっています.

バイスタンダー効果とは何か?(ビデオ)を見る

同じことがビジネスの世界でもみられ,ボイス・バイスタンダー効果と名付けられています.自分が言わなくても誰かが言うだろう,と思い,現場での共通の事実がトップマネージメントまで届かなくなるのです.


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