今年の2月にアルゼンチンのコルドバでこれまで記録されている中で世界最大のヒョウ(直径23センチ)が降りました.(https://earthreview.net/giant-hail-in-cordoba-argentina-possibly-record/)
続く8月,今度はアメリカのコロラド・スプリングスにソフトボールサイズのヒョウが降り,負傷者14名400台の車が被害を被りました.
地球温暖化が進むに連れ,ヒョウ(雹)による被害が増加する,と予測されていますが,ヒョウを伴う嵐についてその実態はまだよく知られていません.
科学者たちはどのように氷の塊が生まれているのかを解明するために,フル装備した戦闘機を飛ばそうと計画しています.
さて,今回研究のために駆り出される予定の戦闘機はA-10ワートホッグ(米空軍の対地攻撃機).この戦闘機に機材を搭載し,ヒョウを伴った嵐の内部へと送り込み,内部でどのようなことが起こっているのかを調べるのです.
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