このショッキングなニュースは,本日配信されたLiveScience Essentialsに掲載されていたもの.
そもそも,生きたナメクジを誰が,いつ,何で,飲んだのかというと...
2010年,オーストラリアのラグビー選手,サム・バラードは,パーティーで「庭にいる生きたナメクジ」を飲み込めと言われ,それを実行したのです.
その結果,彼には重篤な脳損傷と麻痺が生じ,8年後の2018年11月2日,彼はシドニーの病院で28歳の生涯を閉じたのでした.
実はバラードはナメクジと一緒にAngiostrongylus cantonensis(通称:rat lungworm または広東住血線虫)と呼ばれる寄生虫を飲み込んでいて,この寄生虫がすべての原因だったのでした.ナメクジはrat(ネズミ)の糞からこの寄生虫を体内に取り込むのです.
広東住血線虫に感染すると,細菌性髄膜炎を発症し,頭痛,吐き気,嘔吐,四肢の知覚異常などを引き起こすことがあります.
感染を避けるには,生の(あるいは火を十分に通していない)ナメクジ,カタツムリ,カエル,陸生のカニ,淡水のエビを食べないことが重要です.
原文を読む
0 件のコメント:
コメントを投稿