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2018年11月6日火曜日

生きたナメクジを飲み込んだ若い男性が8年後に死亡!

このショッキングなニュースは,本日配信されたLiveScience Essentialsに掲載されていたもの.

そもそも,生きたナメクジを誰が,いつ何で,飲んだのかというと...

2010年,オーストラリアのラグビー選手,サム・バラードは,パーティーで「庭にいる生きたナメクジ」を飲み込めと言われ,それを実行したのです.

その結果,彼には重篤な脳損傷と麻痺が生じ,8年後の2018年11月2日,彼はシドニーの病院で28歳の生涯を閉じたのでした.

実はバラードはナメクジと一緒にAngiostrongylus cantonensis(通称:rat lungworm または広東住血線虫)と呼ばれる寄生虫を飲み込んでいて,この寄生虫がすべての原因だったのでした.ナメクジはrat(ネズミ)の糞からこの寄生虫を体内に取り込むのです.

広東住血線虫に感染すると,細菌性髄膜炎を発症し,頭痛,吐き気,嘔吐,四肢の知覚異常などを引き起こすことがあります.

感染を避けるには,生の(あるいは火を十分に通していない)ナメクジ,カタツムリ,カエル,陸生のカニ,淡水のエビを食べないことが重要です.


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