2010年9月20日月曜日

今週の分子  Molecule of the Week

アメリカ化学会のホームページに"Molecule of the Week"というコーナーがあります。

今週の分子はこれ。有用だけど、危ない液体。さて、私は何という分子でしょう?

回答と詳しい解説はACSのホームページをご覧ください。






http://portal.acs.org/portal/acs/corg/content

2010年9月9日木曜日

ハーバード大学のCOOP




ボストンでは化学会の合間を縫ってハーバード大学の生協を探検してきました。

COOP CAFEという生協のカフェで食事をして、地下1階から3階まで広い書籍コーナーのSCIENCEの売り場で物理、化学、生物関係の本を4冊購入。 

メンバーカードは持っていないので、割引はありませんでしたが、日本ではあれだけ充実した洋書のコーナーを持っている書店はないので、行った価値は十分。 

ちなみに何を買ったのかは秘密ですが、秋以降の授業に早速使いますので、授業を受けているかたはお楽しみに!

最初の写真は私の食べたホットサンド(ローストターキーと溶けたチーズ)とコーク(両方で6.75ドルだったかな?)とってもおいしかったです。 

次の写真は書籍コーナーの2階から1階を見下ろしたところ。 

ハーバードのロゴ入りのスウェットなどのグッズや教科書類を売っているのは別の建物で、3つのビルからなるCOOPは広かったです。



    2010年9月2日木曜日

    アメリカ化学会秋の年会              Fall 2010 National Meeting & Exposition

    ボストンで行なわれたアメリカ化学会(American Chemical Society) の秋の年会に参加

    日本の化学会も会員数4万人、毎年開かれる年会が参加登録者数1万と大きいのですが、こちらはさらに規模が大きい。(アメリカ化学会の公式発表によると今回は1万4千人を上回る参加者がボストンを訪れたとのこと。ちなみに現在の会員数は16万人と世界最大。日本は第2位。)

    日曜日の朝7時半にホテルを出て、会場で登録受付をして、それからもらったプログラムを開いて、一通りタイトルを読んで、チェックをつけたら、それだけでもう午前中が終わってしまいました。

    日本の学会は朝9時から午後5時(おそくても6時)には終わるのに、こちらの場合朝8時から夜9時まで発表をやっていて、ホテルと会場を結ぶシャトルバスは朝7時から夜11時半まで運航している!本当に規模が違いますね。一度来てみたかったのですが、やっぱり来てよかったと思います。

    日本顔負けの暑さだったニューヨークからボストンに入ると、天気が一転して、もう秋がそこまで来ていると感じられる肌寒い日々です。
    日本で言うと10月くらいの感じかな。

    ニューヨークの摩天楼からボストンに来ると大都市でありつつも、古い建物の落ち着いた雰囲気があり、全然印象が違うので驚きました。

    化学会の様子を写真でお届けします。


    上の写真は、広い体育館のようなところで行なわれているポスターセッション。夜はビールやソフトドリンクを片手にディスカッションや質疑応答などしている光景が見られます。



    入り口を入ってすぐにACSの大きなサインボードが立ててありました。この後ろにインフォメーションとか、登録受付などのコーナーが。