2014年1月19日日曜日

Scientific American今週の特集記事:渡り鳥はV字型のフォーメーションで最大限の省エネを実現

ホオアカトキを使ったフィールドワークの結果が1月15日のNature誌で発表されました。

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これまでも鳥がV字型の隊列を組んで飛ぶのは、空気力学を利用して(後から飛ぶ鳥がエネルギー的に得して)いるのではないか?という説が提唱されていましたが、そのためには、極めて精密に、鳥たちが互いの位置関係をコントロールする必要があるため、そこまでの技があるのかと、この説に疑念をもつ科学者も多かったそうです。

今回、鳥の背に装着したデータロガー(測定値などのデータを時刻と共に記録する装置)の解析結果から、鳥たちは正しい位置に身を置くだけでなく、翼の羽ばたきのタイミングまでを大変正確に合わせていることがわかったとのこと。

ビデオもとても美しく、一見の価値ありです。

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