敵から逃げて身を守ることのできない植物だからと言って、むざむざ食べられてしまうわけには行きません。
彼らには彼ら特有の身を守る術があるのです。
ある種のサツマイモは、葉っぱがかじられると、強い匂いを持つ化合物を放出して、周囲の葉っぱに警告を発し、その警告を受け取った葉っぱは、かじられるのを待たずにさっさと特別なタンパク質(防御タンパク質)を作り出すことがわかりました。
この防御タンパク質(スポラミン)は、昆虫の消化管に悪さをするのです。
これまでは警告を受け取っても自分がかじられるまで防御タンパク質を作り出さない例が知られていました。研究者らは「これは一種のショートカットだ」と言っています。
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