世界のバニラビーンズの8割がマダガスカル島で栽培されているってご存知でしたか?
Credits : Everglades National Park |
ところが、このバニラは病害を受けやすくまた嵐によって収穫が減るなど、需要に大して供給が間に合っていません。
このほど米国フロリダ大学の植物遺伝学者Alan Chambersらのグループによりバニラの全ゲノムが明らかになりました。
今後は遺伝子操作により、生産性が高く、より育てやすい、そしてバニリン(バニラの香りの元である化合物)含有量の高い(つまり高品質な)バニラを作り出せるだろうと期待が寄せられています。