暖かい夏の夜に聞こえるコオロギの鳴き声。あれはオスがメスに求愛をしているのです。
メスは大きい声に惹かれるので、この競争では、体の大きいコオロギ(したがって声も大きい)が有利です。
ところで、このほど新しい研究により、体の小さなコオロギはこの競走に勝つために、葉っぱのメガホンを利用することがわかりました。葉っぱに穴を開け、その中に頭をつっこんで羽を震わせて鳴くと、頭の周りの葉がメガホンのように働いて、コオロギの鳴き声は3倍も大きく響くのです。
(さらに、愛の営みの時間も体の大きいオス(40分)は小さなオス(10分)の4倍だったのに、メガホンコオロギではその時間も大きなオス並みに長くなったとのことです)
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