今日もScientific Americanのサイトから面白いビデオをご紹介します.
このロボット,まるでつる性植物の巻きひげのように空に向かって伸びていきます.
内側に畳まれていた部分を広げながら,這うように進みます.
伸びること,全長72m.
摩擦が少ないので,込み入っている場所でも引っかからずにスイスイ.
ぴったりくっついているハエ取り紙の間をかき分け,
接着剤のタンクも突っ切り,
針のむしろにもめげず,
植物のように,光に向かって伸びていく,
内蔵カメラを使って進路を計算し,
本体を構成している小さなチャンバーが膨らんで,方向を変えるのです.
このようなロボットは災害時に活躍するでしょう.
フレキシブル ➡️ せまいすき間もくねくねと通り抜けられる,
軽い ➡️ 水に沈まず,その上を「歩ける」,
強い ➡️ 重いもの(75kg!)を持ち上げることができる,
力を加えられる ➡️ バルブを回せる
他のロボットならお手上げになってしまう「がれき」の間も,
なんなく通り抜けることができる.
ビデオを見る
昨日のヒアリといい,今日のつる性植物といい,自然をお手本に,新しいロボットが続々と登場しそうですね.
災害は忘れた頃にやってくる.
こんなロボットの研究がますます進めば,備えあれば憂いなし,ですね.
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