今日ご紹介するのは「Live Bee Sting "Acupuncture" Triggers Lethal Allergic Reaction」(生きた蜂の針による「鍼治療」が致命的なアレルギー反応を引き起こす)と題したLIVESCIENCEの記事.
生きた蜂に患者を刺させて治療するハチ療法(apitherapy)を受けた55歳の女性がスペインのクリニックで死亡したのです.
蜂の毒液などを治療に用いるアピセラピーは何千年も前に中国,ギリシャ,エジプトなどで始まった療法で,今日でもアジア,南アメリカ,東ヨーロッパなどで,免疫関連の疾病,ガンやリューマチなどの治療に用いられているそうです.
スペインで死亡した女性は筋肉収縮及びストレスの治療で,過去2年間何度もアピセラピーを受けていましたが,これまでは何の問題も見られなかったとのこと.
おそらくこの治療を受けている間に,ミツバチの毒液に対し過敏になってしまい,その結果重篤なアレルギー反応が生じたものと専門家は考えています.
つまり,何度も蜂に刺されたりして,知らない間に蜂の毒に過敏になっていると,最後の一刺しが命取りになるわけです.
私たちも蜂に刺された時には,注意が必要ですね.
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