2017年10月22日日曜日

私たちはなぜ血を吸われた時に蚊を叩き潰せないのか?

あ,もしかして蚊に刺された?と思って見ると,すでに蚊の姿はなく....

やがて,皮膚が痒くなってきて,あっちゃーやっぱり刺されたんだ,と腹をたてること,ありませんか?

なぜいつも気がついた時には蚊がいないのかしら?とかねてより思っていたのですが,10月20日付の60-Second Scienceはその謎の一端を解き明かしてくれました.

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マラリア蚊が血を吸ったあと,どのようにして私たちに気づかれずにしかも速度を落とすことなく逃げ出すか,という研究からわかったこと.

それではここでクイズに答えてください.

Q1 哺乳類の血を吸った蚊の体重は元の何倍にまで増える?

Q2  血を吸った後のマラリア蚊がどのように飛び立つのかを調べるのに,1秒間に13,500フレームのカメラで撮影を行いました.さて,使用したマラリア蚊はなん匹?

  1) 53匹    2)60匹   3)63匹

Q3 蚊の秘密はその羽根にありました. 1秒におよそ600回のはばたきで飛び立つ蚊は.....が可能になったのです.

....の中に入るのは次のどれ?

  1)そのほかの動物(鳥とか,ハエ)と異なり,足で(皮膚を)強く押すことなく,ふわっと軽やかに飛びつこと

  2)飛び立つのが驚くほど早くなる(3ミリ秒しかかからない)

Q4 蚊をパチン!と叩くときに使わない表現は次のどれ?

  1)slap     2)swat  3)splash


解答はこの下に.
















A1 2倍

A2   3)の63匹

A3  1)が正しい.2)は飛び立つのに実際は「30ミリ秒」かかる点が事実と違う.

A4 3)  splashは水しぶきをあげるなどのときに使われる表現.

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