キリンもライオンも保護事業の対象となっている動物ですが,同じ保護区域に両者が共存している場合もあれば,ライオンのいない区域で保護されているキリンもいます.
さて,このほど,ライオンとキリンが共存している国立公園では,ライオンのいない保護区域のキリンと比べて,キリンの若い個体の数が減っていることがわかりました.
明らかにライオンが若いキリンを好んで食べてしまうからです.
それではここで,数字に関する質問です.
1)ライオンのいない保護区にいる1歳未満のキリンの割合は何%?
a) 16% b)26% c) 36%
2)ライオンのいる国立公園にいる1歳未満のキリンの割合は何%?
a)5% b)15% c)25%
3)ここ30年の間にキリンの数はどのくらい減った?
a) 20% b)30% c)40%
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キリンが個体数を維持するためには,若いキリンの犠牲を防がなくてはなりません.
解決法としては両者の共存を避ける(つまりライオンを外に出すか,キリンを外に出す)ことが考えられますが,それでも彼らは本当の意味で「野生」動物といえるのか?という疑問も生まれてきます.
解答)1)ライオンのいない保護区にいる1歳未満のキリンの割合は b)の26%
2)ライオンのいる国立公園にいる1歳未満のキリンの割合は a)の5%
3)ここ30年間のキリンの数の減少は c)の40%
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