蝶をはじめとして色々な生物に見られる目玉模様(eyespot)は,捕食者から攻撃されないためにあるのだとされています.
Gladeye Bushbrown 撮影:L.Shyamal
このほどそれを確かめるために,トゲウオ(stickleback)を使った実験が行われました.
トゲウオに目玉模様と目玉とは無関係な模様をつけた餌を与える実験を行ったところ,目玉模様のついた餌を食べるまでの時間は明らかに長かったのです.
さらに,トゲウオの捕食者であるスズキ(perch)を思い出させる情報を流したところ,餌に食いつくまでの時間はさらに遅れたのでした.
トゲウオが生まれつき目玉模様を警戒するだけでなく,この反応がさらに学習により強化されることがわかったのでした.
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