2018年2月16日金曜日

ミイデラゴミムシの研究は日本で行われていた!

昨日のブログでご紹介したビデオは,神戸大学の杉浦真治,佐藤拓哉両氏が2018年2月7日の科学誌「Biology Letters」に発表した研究をもとにSCIENCEが映像化したものでした.

さて,2月13日付のScientific Americanのポッドキャストでもこの研究がさらに詳しく取
り上げられています.

研究者らはミイデラゴミムシ(bombardier beetle)とニホンヒキガエル(Bufo japonica)とナガレヒキガエル(Bufo torrenticola)を森から採取して実験を行いました.

さて,それでは数字のクイズに挑戦してください.

1)捕まえてきたカエルとゴミムシはそれぞれ何匹?

2)ニホンヒキガエルは飲み込んだゴミムシの何%を吐き出した?

3)ナガレヒキガエルは飲み込んだゴミムシの何%を吐き出した?

4)それらのゴミムシが吐き出されたのは飲み込まれてから何分後?

5)この実験で吐き出されたゴミムシは全部で何匹?

60-Second Scienceを聞く




























解答

1)それぞれ37匹
2)およそ35%
3)58%
4)早いものは15分以内に吐き出されたが,吐き出されるまでに90分近くかかったものもいた.
5)16匹


さらに詳しくこの研究内容を知りたい方は,下記のリンク先で原著論文を読むことができます.

原著論文(英語)を読む

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