2018年2月4日日曜日

お腹を空かせたホッキョクグマの話(ビデオ)

ホッキョクグマたちは氷のおかげで餌のアザラシを見つけることができるのですが,

気候変動で氷が溶けるにつれ,アザラシを探すのが大変となり,

その結果,健康に被害が生じているという研究結果がサイエンス誌に発表されました.

3年にわたり9頭のメスのホッキョクグマについて,血液検査などから代謝を測定したところ,これまで思われていた以上にホッキョクグマの代謝率が高いことがわかったのです.

さて,ここで質問です.

氷上で生活するホッキョクグマは1日に何カロリー以上食べる必要があるのでしょうか?

1)6,000カロリー, 2)12,000カロリー 3)20,000カロリー

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さらに,GPSの機能のある首輪を利用して彼女らが餌を探す行動を調べたところ10日間の調査中,1/4の時間は餌を探して歩いていたことがわかりました.

その間にアザラシを見つけることができたクマは体重を維持できましたが,半数以上のクマは体重が減った(4頭の場合はなんと10%以上も体重が減った)のです.

このまま海氷がなくなっていけば,クマは餌から得られる以上のエネルギーを餌を探すことに費やすことになってしまいそうです.


























解答)2の12,000カロリー


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