2017年11月22日水曜日

トカゲに似た古代動物が陸と海に橋をかける

まず この美しく完璧に保存された化石をご覧ください.

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これにより,これまで謎だった,水棲の小型古代爬虫類,プレウロサウルス(pleurosaurus)の進化に関する新しい情報が得られました.

今回発見された生物(Vadasaurusと名付けられた)は1億5500万年前に生息していたものと考えられますが,後のプレウロサウルスのような長い胴体と短い手足がないのです.

このVadasaurusの特徴をそれ以前のプレウロサウルス,以降のプレウロサウルスと比較することで,恐竜の時代に世界中の海を泳いでいた魚竜やモササウルスなどの海生爬虫類などの,全く異なる血統の古代生物についても,陸を出て海で生きるようになったその進化がどのように進んできたのかがわかるだろうと期待されています.

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