2017年11月24日金曜日

完璧なローストチキンを焼くためのケミストリー

2017年11月23日は日本では勤労感謝の日,アメリカも「感謝祭」(Thanksgiving Day)(毎年11月第4週の木曜日)で祝日でした.

「感謝祭」は家族が集まって,七面鳥(turkey)を食べるため「Turkey Day」とも呼ばれるそうです.

さて,今日ご紹介するビデオは七面鳥をチキンに変えて,美味しいローストチキンを焼くためのケミストリー.

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単語リスト

foul up     しくじる
fowl      ニワトリ
break down   分解する
collagen     コラーゲン
gelatin     ゼラチン
maillard reaction メイラード反応
sugar        砂糖
amino acid     アミノ酸
melanoidin    メラノイジン
soggy surface  (水で)濡れている(チキンの)表面


さて,ではここで質問です.

ビデオでは「一番大事なことはチキンの表面の水分をしっかりコントロールすること」と言っていました.さて,コントロールするって...つまりどうすること?

1)水分をたっぷり保つこと.理由)チキンの表面をたっぷり水で濡らしておくと,肉が乾燥して硬くなるのを防ぐから.

2)水分をしっかり取り去ること.理由)チキンの表面が水で濡れていると,オーブンの温度を高くしても,チキンの表面がメイラード反応の進行する温度に達しないから.

























答え)2.濡れていると,チキンの表面がメイラード反応が進行する温度まで熱くならないので,焼き上がりがパリッとせずにグニャリとしてしまう,と言っていましたね.


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