2014年10月19日日曜日

ストラスブールで開かれた「日・南欧フォーラム(無機化学とその周辺領域)」


ふと気づくと前回の投稿は5ヶ月前!
実は、日本の大学を退職し、9月から夫の赴任先のフランス(ストラスブール)で生活を始めておりました。ですので、これからしばらくの間、ストラスブールから情報を発信します。

さて、おとといと昨日の2日間、ストラスブールで「日・南欧フォーラム(無機化学とその周辺領域)」が開かれました。世界のトップクラスの化学者がフランス、イタリア、ポルトガル、スペイン、スイス、そして日本から招かれて、現在の最先端の研究を発表。その後の質疑応答もわくわくするようなやり取りで、久しぶりに化学にときめきました。
このフォーラムのサイエンティフィック・コーディネーターを務めたストラスブール大学のブラウンシュタイン教授は2010年にお茶大で大学院生に錯体化学の集中講義をしてくださった先生で、久しぶりに再会できたこともとても嬉しいことでした。
「これをきっかけに研究のネットワークがさらに広がることを祈る」との発言にこうして世界はどんどん狭くなって行くのだなぁと思ったことでした。