2018年4月4日水曜日

マリファナが合法化するとオピオイド薬の使用が減るという事実

米国ではマリファナが合法化すると,その州のオピオイド(モルヒネ様の作用を示す合成麻酔薬/強力な鎮静剤)の使用がそれ以前よりも大きく減ることがわかりました.


実際にオピオイドがマリファナに取って代わられているのか,また患者と医師のどちらがこれを推進しているのか,についてはわかっていません.

アヘン剤の乱用が多くの死を招いている現在,事実をはっきりと見つめて政策を立てる必要があります.行政は疼痛コントロールのオプションとして,薬局ベースのマリファナの使用について考えるべきだと論文の著者は述べています.

ちなみに,日本ではマリファナは違法ですが,アメリカの最近の世論調査では61% が合法化に賛成しており,現在のところ9州(とコロンビア特別区)がマリファナを治療以外の目的でも合法とし,20を超える州が治療用途に限りマリファナを合法としているそうです.

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