2018年1月25日木曜日

空中に浮かぶイメージは光を使った3Dプリンティング

空中に浮かぶカラフルな蝶々の画像は,一見ホログラムのように見えるけれど,ホログラムではありません.

これは3D立体ディスプレー(Volumetric Display)と呼ばれるもので,ある一定のアングルからしか見ることのできないホログラムとは異なり,あらゆる角度から画像を見ることができるのです.

この画像を作っているのは,レーザー光の中に浮かばせた一個の微粒子.微粒子の移動する軌跡が私たちの目には繋がった1本の線に見えるのです.

現段階ではまだ小さいサイズのものしかできていませんが,解像度は1600 dpiと非常に高いこの画像.複数の微粒子をトラップし,動かすことができるようになれば,すでにSFでおなじみの複雑でインターラクティブなディスプレーへと発展させることができるでしょう.

そんなディスプレーが登場する日が待ち遠しいですね.

ビデオを見る


0 件のコメント:

コメントを投稿