2018年1月14日日曜日

クモを狩る「Pelican Spider」(和名:アゴダチグモ)

横から見るとまるで鳥のような珍しい形をしているこのクモは「Pelican Spider」(和名:アゴダチグモ)の仲間.

英語の「Pelican Spider」はペリカンに似ているために,日本語の「アゴダチグモ」はアゴが垂直に伸びて(立って)いるためにつけられた名称です.

Author Robert Whyte / Greg Anderson

米粒ほどの大きさのクモですが,そのくちばしのような口器で他のクモを突き刺し,毒液を注入して仕留めます.

最初に発見されたのは,5000万年前の琥珀の中に埋まっていたクモでした.1881年にマダガスカル島で発見されるまで,アゴダチグモはすでに絶滅したものと思われていたのですが,それまで知られていた19種類に加え,このほど新たに18種類の新しい仲間が発見され,結局マダガスカル島には全部で37種類のPelican Spiderが存在することになりました.

Scienceの記事を読む(別種のPelican Spiderの姿が載っています)



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